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Field Report
10/30  津波カップ in 旧吉
Text by Nomura
Photo by Nomura

津波カップ in 旧吉

一年ぶりの旧吉。
今回は高知から計4名
トッキーさん&HGチーム
ワイスタ&マート君チーム
の2艇で参戦。



当日の天候は曇りのち雨の絶好のトップ日和。
10月も終盤、きっちりと着込んで来たが早朝準備で汗ばむぐらいの気温。
スタート時は殆ど脱いで結局2枚。

当日のプランは、前日から決めていた今切川のアシ打ち。
バイトはおそらく0〜2回、移動しても迷うだけなので今回はエレキのみ。アシエリアを何往復もする作戦。
風が出ると辛いが、エンジン無しの軽量化でエレキのスピード重視だ。

そして、スタート。
ひたすら今切川を目指す。

ぶぃ〜ん!
・・・
ぶぃ〜ん!
・・・

全然着かない。。。
こんなに遠かったっけ…。(笑)

しかし、止まらないのだ。
よだれの出そうなエリアを横目にノンストップで目的地を目指す。

途中しびれを切らしたのか、
マート君 「ちょっと投げても良いですか?」
Y 「いいよ。でも引っ掛けんといてよ。」

でもやっぱり止まらない。
投げたくて仕方がないマート君を必至で抑えるY。(笑)
今切合流手前、少しずつ船団が止まり始め、皆釣り始めるのを見て焦るマート君。

ここまで一気に来た船は僕ら合わせて3艇。
あとの2艇は旧吉の猛者達。なんか安心。釣れそうな気がする。(笑)

結局一度も止まることなく30分以上が経過、ようやく今切川に到着。
ここまでまだ一投もしていないY。

先ずは手前のアシ。
バスボートが2艇ならんで打っている。
減水して岸際のアシが全部出ているのでパス。
本命の下流のアシへ。

すると、そちらもすでに1艇が打っている。
スロープ横なので混雑は予想していたが、思ったよりこの付近にボートが多い。
入れるのか…?心配。
対岸上流を打ちながら、タイミングを計ることに。

最初の船が下流に見えなくなった頃、次の船がすぐに入る。
まだ、入れない…。
対岸テトラを打ちながら、様子を見るが何も起こらない。
2艇目が下っていって20分ぐらい経っただろうか…

今だ〜!
って、タイミングでアシに向かう。
ぶぃ〜ん!

しかし、あと40m程のところでエレキでちんたら走っている僕達の後方から一台のエンジン音が…
あっ!… 津波艇がアシにまっしぐらに向かって来る!
ウソ〜!
って、思いながら満面の笑みで手を振る。(笑)

気付いてくれた…。手を振り替えしてくれる。
少し向こう側でエンジンを止め、打つとこ開けて入ってくれた大人な元木さん。(有難う)

さあ、ようやく到着。
前者が打って少し時間が開いているいいタイミングで入れた。
あとは、攻め方を少し変えてアプローチ。
どうせエレキだけなんで動けないし、ここで最後までやるんだからゆっくりじっくり攻めよう!作戦に変更。
(前の人がどんな攻め方していたか知らないが…(笑))
しっかりとポーズを取って、ワンバイトを確実にノせよう。
って、ことで結んだプラグはマイティーエディミニ。

Y 「ここで釣れたら格好いいよね〜」
マート君 「うん。雰囲気ありますね。」

と、いった数秒後、
岸際アシの際際で、着水、2回ターン、ポーズ
バシュッ!
キタ!ノッタ!

一気に横っぱしり、木に少し絡むがなんなくネットイン。
やりました。40ぐらい。

(後で撮った写真、計測41cm)

アベレージサイズだが超嬉しい旧吉バス!

そして、その直後、連続
また同じアクションで、ボコッ!
一瞬重さを感じるが今度はノラない。
なんかノッてきた。
あとはマート君に釣らせるだけ。

そして、その数秒後、5mぐらい横で今度はマート君に…
キター!



コンディションの良い37cm。
二人の魚がライブウエルに入る。
やったー!ガッチリ握手!

遠征の一匹ってほんま嬉しいこと嬉しいこと。
再度実感。

このエリアに入って、おそらく15分ぐらいで3バイト2キャッチ。
神のポイントに到着。

その後、もう一度同じエリアを流すが流石にもうバイトはない。
Y 「少し休めてあとでもう一度戻って来ようよ。」
マート君 「そうやね。また入ってくるかもしれんし…」

ってことで、アシ際を下流へ流して行くちょっと余裕な二人。
しかし、何も起こらない。

40分ぐらい経過、もう一度さっきの場所へ。
Y 「もう一波乱ありそうな予感がするね…。」
マート君 「確かにそんな気がする…。」

と、ほんまに言った余裕な二人。
先程、僕が掛け損なったポイントから1mずれてないくらいの殆ど同じとこにマート君キャスト。

パシュッ!
っと、しょぼいバイト。

マート君 「さっきよりでかい!ぜ〜ったい獲る〜!」
僕の構えるネットに一発イン!

45ぐらいはあるだろうか…
神のポイントでまさかの入れ替え。


(後で撮った写真、計測45.2cm)

最後のドラマ。
遠征ではあまりない展開。
しかも大会となると更に嬉しい一匹。

あとは長い道のりを戻るだけ。
笑みが絶えない二人。

スロープ到着寸前、
高知のダムではありえない至近距離を何度も通過するウエイクのボート。
未だかつて味わったことのない大きな波を何度も受け、何度も水をかぶながら、ようやく帰着。
でも、今日は笑みが絶えない二人。(笑)



計測後、いつものHATSさんで昼食。美味い!

そして、ワクワクの結果発表!



マート君見事2位入賞!
おめでとう!

嬉しいぜ〜!

ちなみに僕の釣ったバスは41cm。(賞点外)
共に40UPキャッチは出来すぎだ。



イニット榎本さんも遙々。
実はワイスタ初対面。



立派な45.3cmの旧吉バスを釣った優勝者!
を、撮るエニードープ中野君。(ゴメン!!後ろ姿で)

津波元木さんと同船していた優勝者の彼は、なんと今年バス釣りを始めたばかりというから凄い。
そして、僕と同船していたマート君は初旧吉。
この二人が1mm差の優勝争い。
やっぱ釣りって面白い。
そして、何が起こるか分からないのがバス釣り。



最後のチャリティバザーも凄く楽しかったし、
寄付金もたくさん集まっていました。

ちなみに僕が買ったのはやっぱりお酒でした。。。
3本とも入札しましたが、買えたのは1本。



あと、プラモデルやご当地ものも買いました。


最後に…
大会の結果は、1mm差で2位だったけど、
思ったより「悔しい〜」という言葉を口にぜず、むしろ「やった〜!」
(まだ若いからもっと悔しがるかと思っていた。)
って、感じを全面に出していた、マート君が印象的だった。

大会順位よりも旧吉の1匹のバス(2匹釣ったが)が、狙い通り思ったアクションで
出せた事が彼にとっては嬉しかったのだろう。
(バザーでもめちゃくちゃ沢山買ってた…(笑))
こっちも喜んでいるのを見てとっても嬉しかったな。

また来年もみんなで絶対旧吉行くぜよ!



思い出のマイティーエディミニ。



PS:
今回は写真少ないレポで申し訳御座いません。
言い訳: 雨だったので。


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